ママのお腹もずいぶん大きくなりました。前に突き出たり、ふっくら横に広がったりと様々だと思います。
お腹が大きくなってくると、便秘や痔などの悩みも出てきます。
超音波検査では、赤ちゃんの顔のアップが見られるかもしれません。赤ちゃんの性別をまだ知らされていないママは、気になるところですね。
妊娠25週のママの状態
子宮はサッカーボールくらいの大きさになっています。子宮の上部は、おへそと胸骨の真ん中くらいにきているでしょう。
骨盤が広く大きいと、子宮をそれだけ支えるスペースがある為、お腹は前には突き出ないできちんと骨盤に収まるので、丸く横に広がり、骨盤が狭く小さいと、スペースが早い段階で詰まってしまうため子宮が前に出るそうです。
体重、増えすぎていないですか?
妊娠中は、赤ちゃんへの栄養補給、そして出産に備えてエネルギーを蓄えるので体脂肪が溜まりやすくなっています。空腹にまかせて間食したり食事量を増やしたりすると、すぐに体重が増えすぎてしまいます。
しかし、体重が増えすぎたからといって、無理なダイエットをすることは禁物です。1日にどれくらいのカロリーを摂っているか、見直してみてください。
妊娠前の体重にもよりますが、大体2,000~2,100kcalを目安として献立を考えるとよいでしょう。好きなものばかり食べるのではなく、栄養バランスの取れた食事をするように心がけてください。
塩分の摂りすぎも、むくみや妊娠高血圧症候群を引き起こすリスクになるので気をつけましょうね。
便秘がつらい…
子宮が大きくなると、腸が圧迫され、便秘になりやすくなります。妊娠中はそもそもホルモンレベルの変化により、便秘しやすくなっていますが、子宮が大きくなるにつれ運動不足や腹筋の弱まりも相まって、便秘に悩むママが多くなります。
便秘解消のためにまず、食事内容をチェックしましょう。食物繊維は十分摂れていますか？野菜類や豆類、いも類に多く含まれる不溶性食物繊維を摂ると同時に、果物や海藻類、寒天、こんにゃくなどに含まれる水溶性食物繊維も摂るように心がけましょう。
特に、プルーンやみかんなどは便秘解消に効果があるといわれている食材です。また、ゴボウ茶・タンポポ茶・黒豆茶などのお茶類も、便秘解消に効くといわれているので積極的に取り入れてみましょう。
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水分を十分に摂ることも便秘解消に欠かせません。水を飲む習慣があまりないママは、朝起きて一番に水を一杯飲むようにするとよいでしょう。
エクササイズも便秘解消につながりますので、無理のない範囲でカラダを動かすとよいでしょう。1日30分程度の散歩がおすすめです。
なんだか毛が濃くなったような…
髪の毛や体毛が濃く長くなったと感じるママもいるでしょう。これは、妊娠によるホルモンレベルの変化によるもので、出産後は元に戻ります。
妊娠中期には、足や腕、お腹や背中の毛が濃くなったと感じるママが多いようですが、肌を守るために過度な除毛処理はしないほうがいいようです。
とくに悲しくなるのが産後の抜け毛ですね…こんなに抜けて大丈夫かというくらい抜けます。けれど毎日を忙しく過ごしていたらいつの間にか戻っていました。気にしすぎもよくありませんね。
足がつる
何も特別なことをしていないのにもかかわらず、急に足がつるのを経験するママもいることでしょう。
これは、お腹が大きくなったことにより、背筋や腹筋、骨盤などに負担がかかっていて、足がつりやすくなっているからです。
寝起きなんかに伸びをしてつってしまうこともありますが、つま先がひざの方へ向くように、ゆっくり足先を曲げると治りますので慌てず対処しましょう。
冷えや運動不足によって血行が悪くなるのも足がつりやすい原因のひとつと考えられますので、散歩したり、足浴したりしてみましょう。
妊娠25週の赤ちゃんの状態
赤ちゃんもだいぶ大きくなりました。超音波検査では、もう全身が写ることは難しく、顔やカラダの一部が見られるでしょう。
皮下脂肪がさらについて、皮膚はさらに滑らかになってきています。エコーでは、髪の毛や爪も見えるようになります。
目が開き、呼吸の練習も
初めて目を開ける頃です。そのうち、瞬きをするのが見れるかもしれません。
肺も発達を続けており、鼻の穴が開くので、呼吸の練習も始めます。
赤ちゃんの性別
赤ちゃんの服をそろえたり、赤ちゃんの名前を考えたりするためにも、性別を早く知りたいと思うママは多いでしょう。
赤ちゃんの性別は超音波検査で見ることができますが、超音波検査は赤ちゃんの成長を調べることが目的であり、性別判定のために行うわけではありません。
赤ちゃんの性別について、詳しくはこちらをご覧ください。
妊娠25週にやっておきたいこと・気をつけたいこと
妊娠中はカラダを動かすのがおっくうになりますが、無理のない範囲でカラダを動かすようにしましょう。日頃からエクササイズをしているならば定期的に続けるといいでしょう。しかし、カラダのバランスを崩しやすい動きや、激しい運動、すごく疲れるようなエクササイズは避けましょうね。
運動をする時はこまめに水分補給して、息切れやめまい、痛みを感じた場合にはすぐに中止するようにしてください。
オーラルケアはお早めに
妊娠中は、ホルモンレベルが変動するうえ口腔内のケアがおろそかになりがちなこともあり、虫歯や歯周病になりやすくなります。
虫歯は出産後まで治療ができないわけではありませんので、虫歯に気がついたら、歯科医と相談しながら、治療ができそうならば、妊娠中期のうちにすませるとよいでしょう。
また、妊娠中は歯周病にもなりやすく、妊娠性歯周炎と呼ばれています。
出産が近くなると、子宮で分娩を促す物質「プロスタグランジン」が分泌されます。歯周病により炎症が広がるとそれを抑えようとして同じくプロスタグランジンが作られてしまうため、分娩時と同じように子宮の収縮が促され、早産が引き起こされてしまうのです。
そのため、妊娠性歯周炎は決して軽視できるものではありません。歯茎の腫れなどがある場合には、歯科医から口腔ケアについてのアドバイスを受け、改善するように心がけましょう。
さいごに
お腹がどんどん大きくなって、家事や上の子の子育て、お仕事されているママさんは出勤も大変なことでしょう。
体重が増えすぎると、カラダを動かすことがおっくうになり、運動不足はさらに便秘や痔や足がつるのを悪化させたりしますので、体重の増え方もこまめにチェックしていきましょう。
食中毒を防ぐために、生ものはなるべく避けましょう、と妊娠中はよく言われます。お寿司や海鮮丼、生ハム、ローストビーフも半生のステーキも…出産までお預けです。悲しい。
何事も、危険を避けるにこしたことはありませんからね。
気にしない人はわりと気にせず食べていますが、免疫力が低下しているので、いつも通りとはいかないこともあるかもしれません。
私は危険は避けるタイプなので冒険はしません！
他にも、美味しいものたくさん、ありますものね！！
妊娠７ヶ月も、無事に乗り切りましょう♪
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