【妊娠28週目】妊娠8ヶ月目。妊娠後期に気をつけることは?

妊娠28週目から妊娠後期に入りました。妊婦健診も2週間に1度通っていることでしょう。赤ちゃんも、外に出たときの準備が着々とすすんでいます。
ママにもまた、いろいろな変化が出てくることがあります。詳しくみていきましょう。

妊娠28週のママの状態は?

ママのお腹も大きく重くなってきました。重くなったお腹をかかえて動くのが大変だったり、睡眠がとりにくくなったりすることもあり疲れやすさを感じるママさんもたくさんいるでしょう。日中も仕事の合間、家事の合間によく休むようにしましょう。

体重管理、大事です

出産前の数週間は、赤ちゃんの体重も顕著に増えてきます。
それにあわせて、ママのからだも赤ちゃんに栄養をどんどん供給しています。
このくらいの時期から、甘いものがたくさん欲しくなるというママさんが少なくありません。しかし、この時期の体重の増加は、1週間300g400g程度、1ヶ月で1~1.5kgまでが理想とされています。
赤ちゃんが欲しているからといっても、過度の食べすぎには注意してください。体重が増えすぎないよう、気をつける意味でも毎日体重計に乗って体重管理をするようにしましょう。

後期つわりがあるかも?

食欲が増すママさんもいますが、げっぷ、胸やけ、胃もたれ、胃痛、吐き気などの症状が出て後期つわりに悩まされるママさんもいるようです。
これは、妊娠の継続に不可欠なホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が、妊娠8~9ヶ月にピークを迎えることに関連していると考えられます。
消化管の筋肉が緩んでいる状態で、さらに大きくなった子宮がママさんの胃や食道を圧迫し、胸やけなどの後期つわりの症状があらわれる場合があります。
解消時期はさまざまですが、妊娠35週以降になると赤ちゃんが下がってくるため圧迫がゆるんで症状がおさまる人が多いようです。
後期つわりだなと思ったら、胃に負担がかからないように食事は少量ずつよく噛んで食べるようにしましょう。また、食後すぐに横になると逆流が起こりやすいので、症状の軽減のためには、食後30分位は横にならない方がいいようです。

この頃の便秘と痔

消化管のゆるみは、後期つわりだけではなく便秘もおこしやすくなります。便秘をさけるためには、繊維質の多い食べものを多く食べ、水分を十分に摂ることを忘れないようにしましょう。
痔で痛みやかゆみなど不快感があるときには、座浴で少し楽になるかも。洗面器などにぬるま湯をはり、お尻をつけるだけのお手軽座浴です。手すりなどつかまるものがあるところで気をつけて行いましょう。
自己判断で市販薬を使うことは避け、誰にでも起こりうることなんだ、と、恥ずかしがらずにお医者さんに相談してくださいね。

妊娠28週の赤ちゃんはどんなふう?

28週目の赤ちゃんは、超音波検査でみると、お顔立ちがますますはっきりしてきています。赤ちゃんの心音も、聴診器を通して聞こえるようになります。
ママさんのお腹に耳をあてると直接心音を聴くことができるかも。

体重は930~1,400gくらいになります。あの小さかった胎児がもう1kg!

呼吸の練習

羊水を飲んだり吐いたり、横隔膜を動かしたり、呼吸の練習をしています。

皮下脂肪、体脂肪もついてくる

ママのお腹の外に出たときに備えて、体脂肪がつきはじめています。皮下脂肪がつくのにあわせて、皮膚の色も白っぽくなりはじめました。赤ちゃんの体は、少しずつ丸みを帯びてきています。

妊娠28週にやっておきたいこと・気をつけたいこと

妊娠後期に入って出産ももうすぐ、というところですが、まだまだトラブルや妊娠合併症の危険はありますので適切に対応できるよう知っておくといいことをご紹介します。

出血に注意 前置胎盤って?

高齢妊娠、喫煙、多胎妊娠、帝王切開術や流産手術、中絶手術の経験などがあるママさんに頻度が高いと言われている前置胎盤
通常であれば、受精卵は子宮の上のほうに着床するのに対し、何らかの原因で子宮の下の方に着床してしまい、胎盤が子宮の出口の一部あるいは全部を塞いでしまう状態を指します。

前置胎盤の主な症状は痛みをともなわない出血になります。妊娠28週目以降に不正出血の症状が見られることが多く、32週までに前置胎盤の診断が確定することが多いようです。

前置胎盤で不正出血が認められた場合には入院・安静が必要になることもあり、帝王切開での出産になります。

前置胎盤では出産の際の出血量が多くなることがあり、大きな産科施設での出産が推奨されます。

その他、腹痛やお腹の張りをともなう不正出血の場合には、切迫早産や常位胎盤早期剥離などの可能性があります。痛みがあるないにかかわらず、出血があった際にはすぐ受診するようにしましょう。

その他妊娠合併症についてはこちらもご参考にどうぞ。

赤ちゃんを迎える準備

予定日はまだ先と思っていても、これからますますからだを動かすことが大変になりますので、この時期には出産と赤ちゃんを迎える準備を整えておくことをおすすめします。
赤ちゃんのベッド、新生児用の肌着やおむつ、ベビーバスなど、帰宅後すぐに使いそうなものは少なくとも用意しておくようにしましょう。
退院時に車を使う予定のママは、新生児に使えるタイプのチャイルドシートの用意を忘れないようにしましょう。

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おわりに

28週から妊娠後期。赤ちゃんも急激に成長し、ますますお腹が大きくなり妊娠後期特有の症状がでるママもいます。血液量が多く薄いため、疲れやすい状態なので無理はしないようにしましょう。
甘いものをとくに欲するようになったりもしますが、体重の増えすぎには注意し、栄養バランスのとれた食事を。
あと少しです! 妊娠後期に入った安心感で気がゆるまないようにしましょうね。

わたしはそろそろ、前回も出た高血圧症にドキドキしています。30週くらいからむくみがひどくなり、血圧も上がってきていました。
できることはもちろんやりたいですが、日々のストレスで過食気味になってしまったり…心配はつきません。

検診までの2週間、無事に過ごせますように!

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