妊娠中は、体にさまざまな変化が起こることによって便秘に悩まされてしまう妊婦さんも多いのではないでしょうか?
だからといって、妊娠中は飲める薬が限られています。もやもやして過ごすのはいやですよね…
今回は、妊婦が便秘になりやすい理由と妊娠中の便秘解消法を書いてみました。
妊娠中に便秘になりやすい理由とは?
どうして妊娠中は便秘になりやすいのでしょうか?
調べてみたら、主な原因はこちらの3つ。
- ホルモンバランスの変化
- 腸が圧迫される
- 腹筋の筋力が落ちる
妊娠中は、プロゲステロンというホルモンの分泌量が増加する影響で、筋肉の弛緩が起こり、腸の働きが低下するため便秘になりやすくなります。
また、 子宮が大きくなることで腸が圧迫されるのも便秘になりやすい原因の1つです。
妊娠中はつわりで気分が悪かったり、お腹が大きくなり動きづらくなったりするため運動不足になりがちです。運動不足によって腹筋も筋力が低下してしまい、便を排出しようとする力が弱まり便秘になってしまいます。
どうしたらいい? 妊娠中の便秘解消方法
妊娠中でも安心安全に便秘解消できる方法をあげてみました。
- 水分を取る
水分は、1日1リットルくらいは取りましょう。水や、カフェインの入っていない麦茶やそば茶などがおすすめです。妊婦さん御用達のルイボスティーなんかも。
特に朝は腸の働きが活発になりやすい時間帯です。目覚めたらまず水を飲む習慣をつけるといいでしょう。
- 食生活改善
つわりがひどく、食べれるものが限られているような時期は仕方ありませんが、落ち着いてきたら徐々に食生活を見直していきましょう。
食物繊維をたくさん取ることが大切です。水溶性食物繊維ではなく不溶性のさつまいもやこんにゃくを食べたり、海藻類やきのこ類、豆類もいいので煮豆を常備菜にしておくなど。ごはんは白米を麦ごはんにしてみるのも効果的です。
- 乳酸菌摂取
ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は、腸内環境を整えてくれます。便秘を解消してくれるだけでなく予防にも役立つといわれているため、便秘が治った後も継続的に摂取すると再発を防げます。
明治のLG21やR1などのヨーグルトがおすすめです。
- 適度な運動をする
散歩やウォーキングなど、軽い運動をすることにより腸の働きは活発になります。マタニティスイミングやヨガなどに出かけるのもいいでしょう。
- 最終手段は薬を産院で処方してもらう
私はもともと便秘がひどくて、もう25年くらい漢方や薬にたよっているのでちょっとやそっと食生活改善したり運動したりしても解消しないのはわかっていたので、最初の検診で薬を処方してもらいました。本当に、死活問題なので、いいんです。薬に頼っても!
だってお医者さんが薬出してくれるんですから!
市販の薬を飲むのは、やめておきましょう。私も、処方されたマグミット錠ではなんとなく出きらないな~という感覚があり、普段使用しているコー〇ックを飲みたくて飲みたくてたまりませんが、そこは、我慢です。
お医者さんに聞いてOKなら、普段使いの市販薬も使用してOKですけどね!
ちなみに、頭痛がひどいときにどうしても薬が飲みたくて、かかりつけ医に電話して普段使いのバファ〇ンプレミアムを飲んでいいか聞いたところ、そういうのは元から治すような強力なものではなく一時的に抑えるだけの薬なので赤ちゃんに影響はないからOKって言われました。
もちろん、自然に治まるのを待つほうがいい、とは言われましたけれどね!
おわりに
本当に…妊娠中の便秘はつらいです…
私みたいに慢性的に便秘に悩まされている方もいるでしょう。これを機に食生活改善や、日々運動を取り入れる習慣をつけてもいいでしょう。でも、それができない人は無理せずお薬を処方してもらいましょうね。無理はいけないんです。できることをできるだけやって、無理なことは頼りましょう!
私事ですが、なぜか前回の時も今回も妊娠初期は慢性的な便秘のはずなのにそれがなくなったんです。
今回もお薬は処方してもらったのですが、飲まずにすんでいました。理由はわかりませんが、「子宮に腸が圧迫され便秘になる→腸が動いて便秘解消?」のようなイメージです。
現在妊娠16週くらいになりますが、そろそろまた便秘が回復してきました。残念…。なので無理せずお薬に頼ろうと思います!
皆様も快便快適マタニティライフを♪
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