妊娠すると、母乳を出すために乳腺が発達しおっぱいが大きくなります。下半分から脇へと大きくなり、重さも増します。大きく変化する時期だからこそ、しっかりサポートできる下着をつける必要があります。
下着はマタニティ専用のものに変える
おっぱいやおなかが大きくなってくるので、締め付けすぎないように、マタニティ専用の下着を着用しましょう。なるべく自分が楽に感じられるものを選んだほうが、日々リラックスして過ごすことができます。
マタニティブラジャー&ショーツ
出産までにバストは2カップ程度大きくなるといわれています。ブラジャーは、乳腺の発達をさまたげずにバストをしっかり支えられるものを選びましょう。ショーツはお腹をすっぽりと包みこんで肌触りがよいものがおすすめです。
下着をマタニティ用のものにかえた妊婦さんたちの声
ブラは、妊娠して直ぐ胸や乳首が痛くなったので、タンクトップやキャミソールにカップのついた物を着用しています。また、マタニティーショーツに変えることでお腹を冷えから守り、普段のショーツだと下腹部の締め付けによる不快感があるので、それも軽減されてよかったです。初期から締め付けが気になり苦しかったので、ゆったりしたものに変えるのはつわりへの影響も少し軽減される気がします。
つわりとともにお腹が苦しくなり、マタニティショーツを使い始めました。はきこみ丈が深いので、可愛くないなーとおもってたんですけど履いてみると楽さに感激。マチも白いので出血にも気づけるし、変えてよかったなーと思ってます。寝心地にも関わってくるので、少し早めでもいいと思います。 使い倒すくらいの気持ちで。でも、あまりの大きさに初めはビックリしてしまいました。
マタニティ用ブラのあれこれ
マタニティ用のブラジャーを選ぶ際に気を付けたいこと
- バストの変化を妨げない
- サイズの合わないもので締め付けたり押さえつけたりしない
- バストの重みを支えられるものを着用しよう
● しっかりワイヤータイプ
妊娠中はリラックスしたいからワイヤーはちょっとくるしそう…
バストが大きいからしっかり支えるワイヤーがいいけど、妊娠中はしんどいかも…
私もそう思っていました。
しかしワイヤーには、妊娠中の大きく重なるバストをきちんと支えてくれるたのもしい役割があります。
ワイヤーでしっかり支えるマタニティブラは、外出時に重宝します。体に合ったワイヤータイプのブラジャーを見つけましょう。
● ハーフトップ
ぐーっと全体的に伸びるので締めつけ感がなくて楽チンです。
寝る時や、おうちでリラックスしているときにはこのタイプがおすすめです。
● ノンワイヤー、後ろホック
アンダーの部分が幅広でしっかりしているものは、ワイヤータイプに負けず劣らずの支える力があります。ホックが3つ4つのものがおすすめです。
普段使いからリラックス次回まで幅広いシーンで使えます。
いずれにしろ、産後の授乳期まで使えるものを選ぶといいでしょう。
ストラップが外れるもの、肩紐をずらしてめくれるもの、さまざまな機能的マタニティブラがあります。
留め具を片手でワンタッチでストラップからカップを外せるタイプ。カップはブラから外れないつくりです。
● クロスオープン
カップがバストのフロント部分で交差する仕様。カップを下にずらすだけでサッと授乳できます。
● フロントオープン
中央のスナップボタンで開閉するタイプ。大きく開くので赤ちゃんの顔に当たりにくくカップを内側に折ると邪魔にならず安心です。
サイズの選び方
ハーフトップ
M~3Lから選びましょう。
現在のトップバストと、アンダーバストを確認して、サイズを選んでください。
サイズの目安
ワイヤー入り、ノンワイヤーホックブラのサイズ
妊娠前より1、2カップ上、アンダーは+5cmを選ぶといいでしょう。
マタニティブラは、だいたい一般のブラと同じ表記になっていますが、目安として妊娠前より1~2カップ上のサイズ、アンダーは5cmプラスしたサイズが目安です。
例えば妊娠前にサイズがB70の方は、カップサイズを1つ上げたCカップ、アンダーサイズを5㎝上げた75㎝にすると、C75になります。 妊娠期~授乳時期はバスト変化がしやすい時期で、体の変化には個人差もあるため、その時々に応じて適正カップを選ぶことをおすすめします。
お店に行って試着できると安心ですね。
サイズの変化例
マタニティショーツの選び方
マタニティショーツは妊娠前と同じサイズでOK
マタニティ専用ショーツは股上が深くおなかまわりもゆとりがある設計なので、妊娠前と同じサイズを選べば大丈夫。あとは下記のことに気をつけて選びましょう。
● おなか部分を締めつけない
子宮を圧迫しないよう、ウエストゴムの伸びがよいものや、生地折り返し仕様のものをはくと快適に過ごせます。
● 細部の肌あたりの心地よさ
肌が敏感になるので、脚口が太ももにくい込まない、ゴムが痛くないもの、レースが直接肌に当たらないかなどをチェックして。
● 体調の変化に気づけるもの
マチ部分は綿100%素材のもので、おりものや経血の変化に気づきやすい白い生地のものを選ぶと安心です。
こちらも、産前のものから産後まで使えるものまであります。
産前ショーツは、おなかを締めつけずすっぽり包んでお腹をあたため冷え対策にもなるので、産前はこちらを着用するといいでしょう。
産前産後ショーツは、ソフトな素材で締めつけず、肌あたりもやわらかな浅ばきショーツ。おなかのところの丈が短いので、ローライズパンツや妊婦帯の重ねつけにもかさばらず便利です。
さらに妊婦帯というものもあります。
そもそも、妊婦帯の役割って?なぜ必要?
妊娠5ヶ月を過ぎると人から見てもわかるくらいおなかがおおきくなってきます。妊婦帯が必要になるのもこの頃です。
腰に負担がかかって腰痛を起こしたり、間違っておなかをしめつけ過ぎるとた赤ちゃんにもママにもいいことはありません。血液の循環が悪くなり足のむくみや静脈りゅう、痔の原因になったり、また妊娠中毒症を引き起こしやすくしたりします。おなかを圧迫することなく、しっかり支えることを目的として、妊婦帯はしていたほうがいいでしょう。秋冬には暖をとる意味でも効果的です♪
● 赤ちゃんの位置を安定させる
下腹部からおなかをサポートすることでママの腰をまっすぐに保ち、赤ちゃんを正しい位置に安定させます。
● 腰や背中の負担をやわらげる
おなかが大きくなると反り腰になりがち。妊婦帯を着けると正しい姿勢がキープでき、腰や背中の負担も軽減。
● 冷えや衝撃からおなかを守る
妊娠中の冷えは大敵。また、妊娠中は体のバランスを崩しやすいので、おなかを守るためにも妊婦帯が必要。
妊婦帯の選び方・着け方ガイド
腹巻(補助)タイプ
● 腰への負担が気になるかたへ
《サポート力》しっかり
《特徴》お腹まわりがしっかり支えられ、トイレで脱ぐ必要もなし。腹巻、補助腹帯それぞれ単品でも使え、汎用性が高い。
腹巻(内臓)
● 軽い装着感がお好みのかたへ
《サポート力》やさしい
《特徴》腹巻のようにサッとお手軽に着用可能。
リラックス時やオフタイムにやさしくホールドする着用感。
はく、パンツタイプ
● パンツスタイルの多いかたへ
《サポート力》やさしい
《特徴》パンツに妊婦帯機能も備えた一体型。
ズレにくくアウターにも響きにくいので、外出時に便利です。
しっかり支え帯タイプ
● サポート力を調節したいかたへ
《サポート力》下から
《特徴》ベルトタイプで着脱が簡単。
おなかの大きさに合わせフィット感を調節し、妊娠後期のおなかを下からしっかり支えます。
さいごに
お腹を冷やさないようにマタニティショーツをはいて、お腹が重いので妊婦帯で支えて、大きくなる胸をつぶさないように垂れないようにしっかり支えて…妊婦さんは大変です。
少しでも体の負担が軽くなるよう、自分に合ったマタニティ用の下着を用意して着用しましょうね!
産後の骨盤矯正ベルトやガードルも必要になってきます。こちらも出産前に揃えておきましょう。
私は一番の悩みはブラジャーでした。ウルトラスーパーサポートしてくれるブラジャーが欲しかったけど、しっかりしたものはやはりお値段するんですよね。でも使う期間を考えるとなかなか手が出ない…
探して探して探した結果、アンダー幅広めでノンワイヤーでホックはしっかり4つ付きのブラジャーに出会えました。
みなさんも、体に合ったものが見つかるといいですね♪
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